尾燈去ル

生きるための記録。

苦について

真理というのは思わぬところに転がっている。

2019年12月23日 ダイレクトリマッチでWBAミドル級王座となった村田諒太の初防衛戦、5回TKO勝ち。

直後のインタビュー記事。

RM : そうですね。また、4ラウンドくらいには「このままハイペースで大丈夫かな」という考えが頭をよぎったりもしました。これは人生においても同じですが、ストレスを抱える瞬間って、何かを予測したときか、振り返ったときなんです。今回の試合中は3ラウンドくらいで先の展開を予測し、ストレスを抱えてしまいました。そういった意味で、僕の中では少し空回っていたのかなと感じたんです。

 

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「今を生きろ」とは、擦り切れたボロ雑巾のような言葉だけれど、それは言い換えれば、このことじゃなかろうかと思った。何かを予想したり、振り返ったとき、人はストレスを感じる。

過度なストレス即ち、「苦」に違いない。

ふと、この言葉に目がついたのも、多分最近の自らの「苦」の経験からなのだけれど。

それは書きたくないなぁ・・・

・・・と思う瞬間に少し辛く感じるのも、きっと、未来でこの記事を見返す自分を予想して、そして、過去の思い出を振り返っているから。

 

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真理というのは思わぬところに転がっている。

そして、村田諒太すごい。