尾燈去ル

生きるための記録。

バックパッカー 中国横断記(東チベット・楽山編)

2015年2, 3月に行ったバックパッキングでの中国旅行の記録。

チベット・楽山編(14日目~21日目)


旅を初めてちょうど14日目のPM 0:15に成都 茶店子バスターミナルに到着した。
成都まで来るとまた、人々の顔も漢族に戻った。そして、成都は大都会だった。
「老沈青年旅舎」という有名なバックパーッカー宿へ。2日後の東チベット色達行きのバスチケットを買い、そして、この宿で手に入ると有名な“東チベットの地図”を無事手に入れた!(まるでRPGゲームのよう。)

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大都会・成都では天府広場を歩いたり、四川料理を食べたりして過ごした。
翌日は一日空いてしまったので、南門バスターミナルから日帰りで行ける観光地として楽山へと行くことにした。有名な楽山大佛を観光しながら、東チベットでの行程を練った。色達➔甘孜➔康定を経て成都へ戻る。
もちろん、最大の目的地は、色達から向かう「ラルンガルゴンパ(五明佛学院)」
標高4,000mにチベット仏教の臙脂色の僧房が並ぶ、知る人ぞ知る、あの秘境。

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翌朝 AM 5:30、宿をチェックアウト。お馴染みの茶店子バスターミナルを色達行きバスは定刻通り、AM 6:20に発った。PM 9:10、色達到着。雪が薄っすらと地面覆い、真っ暗闇の寒さの中、東チベットへやってきた。
長距離バスの道程で、"なんちゃって漢字"で筆談していた、隣の中国人に宿まで案内してもらう。宿には英語がペラペラのマレーシア人(中国在住21年)が何故か居て、彼を通じて翌朝のラルンガルゴンパ(五明佛学院)へ向かう乗り合いバスを取り次いでもらう。

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そして・・・

  

遂に、ラルンガルゴンパへやって来た。

 

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細雪の曇天は、歩き回っているうち青空に替わり、

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そこはまるで、万華鏡に迷い込んだような世界だった。

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忘我に、チベット僧に混じり般若心経を読んだ。

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翌朝、静かに色達を発った。炉霍を経て甘孜、康定へ一日ずつ泊まり、成都へと戻った。
空はとてもきれいだった。

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成都では「老沈青年旅舎」に舞い戻った。そして、ここで大阪港から上海に向かうフェリーで同室だった日本人と再会をした。上海で数日共に旅をし、その後もメールでやり取りをしていたのだ。
彼もまた、数日前にラルンを見てきたと話した。
他の日本人を交えて、慎ましやかな宴会を催した。旅の中での偶然の出会いは、いつもながらの、一期一会の、何物にも代えがたく素の自分をさらけ出すことの出来る時間だった。

 

翌日、成都大熊猫(ジャイアントパンダ)繁育研究基地を見物した後、空港へ向かった。
南京で乗り継ぎ、一路成田へ。

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「帰りのバスから日本の街、パーキングエリアなどを見て思ったことは『のどかだな』ということだった。
『あんなにも憧れたチベットよりも、日本はのどかだ』と気づいて、思わず苦笑した。」

 

旅の日記は、そう終わっていた。