UCCの主催するコーヒーアカデミー プロフェッショナル認定試験に合格した。
【概要】
UCCのコーヒーアカデミーは、株式会社 上島珈琲が主催するコーヒーのセミナーで、関東では東京新橋のUCC東京本部、関西では神戸のUCC本社隣接のコーヒー博物館で実施されている。
そのアカデミーが認定する資格が、コーヒーアカデミープロフェッショナルだ。
【セミナー】
セミナーには、ベーシックとプロフェッショナルがある(他に資格試験とは直接関係のないスペシャリストや体験セミナーというものもある)。ベーシック→プロフェッショナルの順でセミナーを修了するとアカデミー認定試験の受験資格が与えられ、試験に合格して初めて、UCC コーヒープロフェッショナル認定となる。
・・・と言っても、私がセミナーを受けたのはコロナ流行よりも前の話であり、今回認定試験を受けるまで、かれこれ5年余の月日が経っていた。
セミナーの記憶としては(もはや曖昧だが)、ベーシックコースは2日間、プロフェッショナルコースは3日間、共に集中コース(最も短期間で終えられるコース)で受講していたから、一日中コーヒーの試飲と授業で一杯一杯だったという、割と(文字通り)苦い思い出。
コロナ禍以前だったから、6人くらいのグループワークなんかもあったりして、年齢もバックグラウンドも全く違う人達と交流した思い出もあったりする。
https://www.ucc.co.jp/academy/seminar/
【試験の内容】
試験は実技(ペーパードリッププレゼンテーションを含む)と筆記の二つ。
実技→筆記の順番で、ペーパードリッププレゼンテーションに関しては、各々がその他の実技をやっている時に順番に呼ばれるという形。実技と筆記の細かな内容は、多分、探せばネットにあがっているため略す。
【試験の勉強】
試験の約一ヶ月前にコーヒーアカデミー主催の自主勉強会がある。
これは、次回試験を目指す人たちが集まって、実技試験の練習をするというもの。
自主勉強会で行うのは、ペーパードリッププレゼンテーションを除く実技なので、即ち「ペーパードリッププレゼンテーション」と「筆記」の二つに関しては、完全に自分で勉強をするということだ。(こことても重要)。
という訳で、この2つに絞って、私は自主学習をした。
-ペーパードリッププレゼンテーション
UCCアカデミーで習ったはずの「3投式」を型通りにやればいい・・・のだが、1人8分間というのが癖物で、抽出の意義や道具の説明を交えなければ、とても時間がもたない。台詞をWordで書いて(勿論下地はセミナーの内容で)、20回くらいは自宅でリハーサルしただろうか。
それでも、本番は30秒くらい時間が余ってしまって、試験官に「何か付け加えることはありますか?」と問われて、戸惑った。5秒くらい逡巡した挙句、試験の実技では紙コップで出来上がったコーヒーを提供した事を挙げて、「実際に、美味しくコーヒーを飲むにはカップも大切で...」という様に話を拡げて事なきを得た。)
-筆記
これははっきり言って、セミナーの内容(テキストと授業で聞いたことのメモ)が全てである。
話には聞いていたけれど、本当にテキストや授業の隅の隅からも出題されるので要注意。
勉強の仕方はそれぞれだが、私はテキストをPDF化してから単語を塗り潰した虫食いにして自作し、虫食いを埋める形で、ひたすらそれを解いた。全ページ3-4周はしただろうか。
【試験】
手応え的には・・・
実技;満点近く取れたかな? 筆記;やばい...マニアックな所を突きすぎ&簡単な所ミスった...
結果は以下、 実技;88% 筆記;81%
【合格!!】
という訳で、無事合格。 まあ試験勉強は、持病 得意なので。
合格記念品として、①コーヒープロフェッショナル認定証 ②認定バッジ ③認定カード が、少し経って届いた。
ちなみに認定証の額縁ついては、試験終了後に出口で講師が売っている。(このアナウンスは試験前にあって、早くに問題を解き終わって試験会場を出てしまっていたら、全体が終わるまで販売を待たなくちゃいけないのかな? と思っていたけれど、何のことはない。会場を出たら早くから売っていた。)
講師曰く、額縁を買い求める人は、試験に手応えがある人なので、殆ど受かると言っていた。
私も例に漏れずその一人で。なんだかんだで、まぁ受かるだろうという手応えはあったのだったのだけど。
【今後】
いつの日か、喫茶店を開きたいな。